今回は「仕事」を表す単語の中でも “work” “job” “business” の3単語の違いを取り上げました。
それぞれ微妙にニュアンスの違いがあり、英会話の場面や空気によって使い分けが必要になります。
work 動詞=働く 名詞=仕事、作品
まずは work からです。
一般的に動詞で使われることが多い work = 働く ですが、名詞でも使うことができます。
名詞になると「仕事」「作品」という意味になります。
仕事の意味で使うことは何となくイメージできるかと思いますが、作品はあまり聞き馴染みがないという方もいるかと思います。
例文を1つ紹介します。
語尾の work が作品という意味で使われています。
job 仕事、職
次に job。
”グッジョブ(good job)”という言葉カタカナ英語である通り、馴染みのある単語なのであまり説明が要らないかもしれませんが、ちょっとだけ補足させてもらおうと思います。
同じ仕事という意味でも job はどちらかというと「職」という意味合いで用いることが多く、例えば
といったように職業について説明するときによく登場します。
他にも例えばバスケットボールで失点してしまったときに、チームに喝を入れるときに、
こういった場面でも job は登場します。意味合い的には役割・役目、あるいは責任=するべきことと解釈しても良いかもしれませんね。
business 企業、商売
business は企業、商売という意味合いで使われることが多いです。
family business 家族企業
business で思い出すのが世界的ラッパー Jay-z の1フレーズです。
英文だけ見ると、一瞬どういう意味?という思うかもしれませんが、ちょっと解説すると、
前半の business man は一般的な意味のビジネスマンの意味、
後半の 「 I’m the business」 は自分自身がビジネス・市場だと言っていて、ひいては強烈なブランド力をアピールしているフレーズになります。
やっぱりセンスがすごいですね…Jay-z…
It’s my business ! はあまり使わないほうが…
ちなみに business の他の使い方で、
というフレーズがあります。僕は洋画なんかでよく聞くイメージがあるんですが、みなさんは聞いたことありますか?
要は怒ってるときに使うもので、「ほっといて!」というのを伝えるときによく登場します。
ただこれ、結構強めの表現で、たとえ親しい友人同士で冗談としてももあまり使わないほうがいいです。
実際僕も使ったことがあるのですが、軽く言ったつもりが相手も「えっ…」というリアクションになったので、あ、これ言っちゃダメなんだな…と反省した次第です…。
以上、仕事を表す3つの単語、work job business の違いの解説でした。
確かになんとなく意味が違うのかな?と思っていたけど、こうやって整理すると結構意味合いが異なっていて、違いがハッキリしてるね。
my work is…
my job is…
my business is…
同じ全部同じ意味に見えるけど、ぞれぞれ作品・職業・商売っていう全然違う訳し方になる。
しっかり整理しておこう。
コメント