thoroughly という単語は、”through(~を通して)” の綴りにも似ていて、同じような意味かなと連想してしまいがち。
実際僕もそうでした。ネイティブの友達に「throughlyってthroughの副詞?」と聞いたところ、
througlyなんて単語はない。”o”が抜けてるよ。
thoroughly だ。
と指摘され見返すと、確かに”o”が抜けていて、through とは全く違う単語だと気づいたレベルでした。
本当に似てますよね。thoroughly と through。
ネイティブの友達に聞くと、意味もまったく違うとのことだったので、改めて thoroughly の意味と使い方をレクチャーしてもらいました。
thoroughly 品詞
thoroughly の品詞は副詞。
単語の最後に「- ly」とあることからも、副詞として使われることは簡単にわかりますよね。
なので基本的には動詞を修飾する単語になります。
thoroughly の意味
- 完全に
- 徹底的に
- すっかり
thoroughly の意味は、「完全に」「徹底的に」「すっかり」といった意味になります。
例文のように、thoroughly enjoy とすることで「すっかり楽しんじゃってる」というニュアンスに。
thoroughly 読み方・発音
thoroughly の読み方・発音は非常に難しいです。
発音記号的には「θə́ːrouli」
ですが、これを見ただけではなかなか難しいですよね。
実際聞いた音をカタカナで表現すると、
これらに近い発音であることがわかります。
ただ実際に発音してみるとわかるとおり、かなり難しい発音になるので、ネイティブの間でも日常会話ではあまり使われない単語になります。
それよりも、thoroughly と同じような意味で発音もしやすい、totally や completely のほうが一般的と言えます。
thoroughly 類義語
- thoroughly
= completely
= totally
= absolutely ※
これらの単語は、thoroughly とほぼほぼ同じような意味ですので、入れ替えて使うことができる互換性のある単語。
ただ※印がついている、absolutely に関しては完全な互換性とは言いにくいので、文脈によっては注意が必要です。
absolutely にも「完全に」というニュアンスで使われることはあるものの、上下の文章を見てもわかるとおり、
thoroughly = absolutely ではないことがわかると思います。文章の意味合い的にもかなり違いますよね。
まとめ
以上、thorougly の意味や例文、それから発音に加えて類義語について解説していきました。
おそらく最も難しいのは発音だと思います。
自分が言葉を発するときには、馴染みのある totally や completely でも大丈夫でしょうが、
聞き取り・リスニングのとき出てくると、一発で理解し聞き取るのは難しいでしょうね。
参考になりましたら幸いです。
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